痩せたい人へ カロリーより大切なこと
以前、「痩せたいんです」と相談に来られた方がいました。健康にも気をつけていて、食品もできるだけ無添加のものを選んでいる。
でも食生活を見せてもらった時、私が気になったのはカロリーでも添加物でもありませんでした。
買ってきたお惣菜はパックのまま。食事の途中のお皿やおかずの上に、お箸をそのまま置く。もちろん、それでも食べられます。
でも、その様子を見ていて、「どこか、ご自身のことを大切に扱えていないのでは」と感じたんです。
痩せてほしいと望むのなら
もちろん、毎日きれいな料理を作る必要もないし、お惣菜を否定するつもりもありません。
ただ、自分の体に「痩せてほしい」と望むなら、まず自分の方から、その体を少し丁寧に扱ってみる。一人でも、自分を少し丁寧にもてなすつもりで食事を整える。

例えば、お惣菜をお皿に移す。箸置きを使う。ランチョンマットを1枚敷く。そして急いで流し込まず、ゆっくりと自分の体に感謝しながら食べる。
自分を大切に扱うことは、食べ方にも表れる
丁寧に食べれば痩せる、という単純な話ではありません。でも、自分を大切に扱うことは食べ方にも表れます。
食事そのものに満足できるようになると、食欲のまま食べ続けるのではなく、「もう十分」という自分の感覚にも気づきやすくなる。
「痩せたいのに、なぜか痩せない」そんな時は、何を食べているかだけでなく、自分の体に何を望んでいるのか。その体を、自分はどう扱っているのか。そこにも一度、目を向けてみてほしいんです。
自分を大切にすることは、小さなことから
自分のためにお皿を一枚出す。好きな器を使う。「いただきます」と言って食べる。ゆっくり味わう。どれも小さなことです。
でも、自分を大切にするって、案外こういうことの積み重ねです。
何を食べるかだけではなく、どう食べるか。食品を選ぶ知識だけではなく、自分の体の感覚にも目を向ける。私は、そこまで含めて「食」だと思っています。
食と暮らしの小さな学校
「何を食べるか」だけでなく、「自分をどう大切にするか」も考えたい。そんな方へ、食と暮らしの小さな学校をご案内します。