食

痩せたい人へ カロリーより大切なこと

ご飯、味噌汁、魚、野菜を器に盛り付けた日常の食卓
tabetabi

以前、「痩せたいんです」と相談に来られた方がいました。健康にも気をつけていて、食品もできるだけ無添加のものを選んでいる。

でも食生活を見せてもらった時、私が気になったのはカロリーでも添加物でもありませんでした。

買ってきたお惣菜はパックのまま。食事の途中のお皿やおかずの上に、お箸をそのまま置く。もちろん、それでも食べられます。

でも、その様子を見ていて、「どこか、ご自身のことを大切に扱えていないのでは」と感じたんです。

痩せてほしいと望むのなら

もちろん、毎日きれいな料理を作る必要もないし、お惣菜を否定するつもりもありません。

ただ、自分の体に「痩せてほしい」と望むなら、まず自分の方から、その体を少し丁寧に扱ってみる。一人でも、自分を少し丁寧にもてなすつもりで食事を整える。

ランチョンマットと箸置きを使って整えた一人分の食事

例えば、お惣菜をお皿に移す。箸置きを使う。ランチョンマットを1枚敷く。そして急いで流し込まず、ゆっくりと自分の体に感謝しながら食べる。

自分を大切に扱うことは、食べ方にも表れる

丁寧に食べれば痩せる、という単純な話ではありません。でも、自分を大切に扱うことは食べ方にも表れます。

食事そのものに満足できるようになると、食欲のまま食べ続けるのではなく、「もう十分」という自分の感覚にも気づきやすくなる。

「痩せたいのに、なぜか痩せない」そんな時は、何を食べているかだけでなく、自分の体に何を望んでいるのか。その体を、自分はどう扱っているのか。そこにも一度、目を向けてみてほしいんです。

自分を大切にすることは、小さなことから

自分のためにお皿を一枚出す。好きな器を使う。「いただきます」と言って食べる。ゆっくり味わう。どれも小さなことです。

でも、自分を大切にするって、案外こういうことの積み重ねです。

何を食べるかだけではなく、どう食べるか。食品を選ぶ知識だけではなく、自分の体の感覚にも目を向ける。私は、そこまで含めて「食」だと思っています。

食と暮らしの小さな学校

「何を食べるか」だけでなく、「自分をどう大切にするか」も考えたい。そんな方へ、食と暮らしの小さな学校をご案内します。

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管理栄養士・長谷川葉子
管理栄養士・長谷川葉子
「おいしく、楽しく、安心・安全で、健康につながる食を選べる世界」を目指し、食と暮らしを伝えながら、こだわりや伝統を受け継ぐ作り手と食べる人をつなぐ活動をしています。
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